ねえ ナナ

ナナは あたしの憧れで
ナナのようになりたかった
ずっとそう思って生きてきたの

だから お願い
もう一度 歌って



ねえ ナナ

夢が叶う事と 幸せになる事は

どうして別ものなんだろう

それは未だにわからないよ



ねえ ナナ

あれだけいつも一緒にいたのに
少しもナナの事
分かってなんかいなかった

傷つけている事にさえ
気づかなかった
あたしを許して


ねえ ナナ

今でも あのテーブル越しに
ナナの姿を願わない日はない

心で名前を呼びかけたりする

何度も 何度でも



ねえ ナナ

たとえば あたし達が
恋人同士なら

それは抱き合えば
埋められる程度の
隙間だったのかな

それとも こんな寂しさを
誰もが持て余しているのかな

ナナを独り占めしたかったんじゃない

ナナに必要とされたかっただけなの



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